京都は亀岡に完成したサンガスタジアムbyKYOCERAのこけら落とし、チケットが取れたので家族三人で行ってきました。
思えばこけら落としと言われるものに行くのはエコパ・キンチョウに続いて3回目でしょうか。何回行っても新スタジアムというのはワクワクするものです。
それにしても、今年はずっと暖冬だったのにこの日を狙い撃ちにしたような寒波襲来。
時折横殴りの雪が舞う中車を走らせJR嵯峨野線の某駅前に車を停め亀岡行の電車に乗車。
サラリと座席が埋まった乗車率の車内では、そこかしこでこれから行われる試合や新スタジアムの話が漏れ聞こえてきて高揚感が伺えます。
シーズンオフで運休中のトロッコ列車が停車している嵯峨嵐山駅を出ると電車はトンネルの中へ。
それまでの街中とは打って変わって渓谷の中を走り一気に旅気分になってしまいます。
ある意味秘境駅の保津峡駅を過ぎ、トンネルを抜けて馬堀駅を出ると、ほどなく進行方向右手にスタジアムが見えてきます。
スタジアムのすぐ横を通って亀岡駅のホームに入線。
このアプローチは気持ちが盛り上がりますね。
電車を降り、ホームからスタジアムを見るとこんな感じ。
駅前にはまだ工事中のフェンスや重機が見えますが、ここにはホテルが建つとか。
階段を上がって跨線橋上の改札へ向かう途中の壁に、早速サンガのポスターが貼られ気分を盛り上げます。
改札を出てスタジアムへ向かう途中、ここまだ駅の中なのですが、いきなりメッセージ幕がお出迎え。
外に降りる階段にも横断幕。
今日だけ特別なのかどうかは分かりませんが、仮に今日だけだったとしても、正直これをさせてもらえるのはちょっと羨ましいと思ってしまいました。
そんな訳でサンガスタジアムbyKYOCERAに到着。
まずはスタジアムをぐるっと半周し、駅と反対側にある駐車場に設けられた待機列に並びます。
このスタジアムは現状入場ゲートが3箇所で、メインスタンド/バックスタンドとホームゴール裏・自由とバルコニー席/ビジター自由に分かれている感じ。
この中で、開門前に一番並ぶ人が多いであろうバックスタンドとホームゴール裏・自由とバルコニー席という指定席以外の席種の入場ゲートが1箇所にまとまっているというのは今後改善していただきたいところ。
特にこの日は長々と待っている間に時折吹雪く厳しいコンディションでした。
入場を済ませ座席へ。
今回はバルコニーシートというコーナーフラッグ付近の斜めに位置した席種をチョイス。
近さは勿論、高さ角度も程よく良い席でしたが、これはこの席に限らず何処から観戦しても見易いこと間違いないんじゃないかなぁという印象。
全体的にスタンドに傾斜がしっかりあるので、子供も着席して前の人の頭が気にならず観戦できたようでした。
座席を確保し、スタジアム内をウロウロと。
外のコンコースはビジターエリアでホームの服・ホームエリアでビジターの服を着ていない分には、要するに私服であれば通行区分も無く全周回れる感じ。
売店の数も多く、このくらいの入場者数(17938人)でもあまりストレスを感じず買い物ができそう。
外を眺めると、まだ入場待ちの列が伸びています。
駅を挟んで反対側にあるイオンさんに掲げられた歓迎広告。
試合日は駐車料金を値上げされましたが、そもそも亀岡は幹線道路もスタジアム周辺も道路事情は脆弱なので、車はあまりオススメできないかなと思います。
メインスタンド裏からはトレインビューも楽しめます。
キックオフが近くなったのでスタンドに戻り、オープニングセレモニーを見学。
京都府のマスコットキャラクター「まゆまろ」さんと京都府知事、京セラ会長による除幕式。
京セラのネーミングライツ20年というのも凄いなぁと感心することしきり。
いつものように動画も少し回しました。
2020.2.9PSM京都-C大阪 京都サンガF.C.選手紹介
いよいよキックオフ。
この試合、前半は丁度座ってる席の目の前に攻撃時上がってくるという事もあって、昨年まで清水にいた飯田選手を中心に見ておりました。
先制したのはセレッソ。坂元選手の右からのクロスが中で誰も触らないままそのままゴールネットを揺らす。
元清水のピーターウタカ選手、今年から京都に加入。
そのウタカ選手が絡んで最後は庄司選手が決めてサンガが同点。
1-1で前半終了。
後半開始。
換算300mmで逆サイドからノートリミングでこれくらい寄って撮れると、西京極に比べて近くなったなぁとしみじみ思います(当たり前だけど)。
後半、石櫃選手in。
飯田選手out。
後半は帰りの駅の混雑を見越して80分くらいにスタジアムを後にしたので、ウタカ選手のゴールは見逃しましたが、ともあれ久しぶりの家族でのサッカー観戦を楽しみました。
帰り、駅に到着すると丁度電車は行ったところで次の電車は15分後。
JR西日本も試合終了後に臨時列車を増発してくれましたが、私たちの他にも試合終了前にスタジアムを後にする客は一定数いたので、もう1本早い時間に増発列車があればもう少し帰りの混雑もマシだったのかも、とは思いました。
気になったのは、亀岡から満員で出発した嵯峨野線が京都へ向かう途中通る嵯峨嵐山駅。
この日はシーズンオフだったので大丈夫でしたが、観光シーズンに観光客が増えるとここからも大量の乗客が予想される訳で、そのあたり大丈夫かなという感じはありました。
ともあれ、まずは素晴らしいスタジアムの完成おめでとうございます。
清水を応援している人間としては、羨ましいの一言です・・・