普段なかなか現地に行かない(行けない)のにチームが勝てない時期になるとウズウズしてくるのでお馴染みの私です。
4月1日、珍しく土曜の休みが取れたのと家族もその日一日不在になるというのでフラっと甲府まで行ってきました。
※試合内容には特に触れずいつもの(いつも以上の)旅行記・スタジアム探訪記です
調べてみると、前回甲府へ行ったのは2006年なので18年ぶりになる模様。
甲府が初めてJ1に昇格した年の開幕戦ではなかったでしょうか。
確かあの時は青春18きっぷを使い今は亡きムーンライトながらで横浜まで行って、そこからサポーター仲間の車でほったらかし温泉に寄りつつ小瀬に行った記憶。
帰路は(距離的に)スタジアム最寄りの身延線南甲府駅まで40分程急ぎ歩いて普通電車で甲府~塩尻、そこから特急しなのと新幹線を乗り継いで帰ってきた記憶。
もう今はそんな体力は無いので素直に全行程有料列車を使います。
京都から甲府に行こうとすると新幹線で静岡まで行って特急ふじかわに乗るか、名古屋で新幹線を降りて中央線を特急しなの・あずさと乗り継ぐルートの2択になるのですが、所要時間と料金を天秤にかけて今回は中央線まわりを選択*1。
始発で出発し、折角だから鉄道好きとしては久しぶりに寄っておきたくなったので松本へ一瞬寄り道。
塩尻で乗り換えず、久しぶりにこのアナウンスを聴きたいが為に松本まで寄り道 pic.twitter.com/mC5YzVoZjU
— ぱぱす (@7mile12) 2023年4月1日
折角松本まで来たのでホームの立ち食い蕎麦・榑木川さんでまず1食目
月見そば450円。
駅の立ち食いで八割そばって珍しいんですよね、多分
続いて駅前のロータリーを渡ったところにあるイイダヤ軒さんで2杯目。
松本駅で駅弁を販売していたり、アルウィンに試合時出店もされているこちら、駅の外なんですけど国鉄時代は駅内で営業しており、地域に根差した歴史ある立派な駅そばで、この時も店内ほぼ満席でした
かけそば330円に山賊焼ハーフ130円をトッピング。
そもそも松本山雅のスタグルで有名な山賊焼自体初めて食べましたが、そばつゆに浸す山賊焼が思いのほか美味くてハマりそう
松本は、どうも私自身のルーツを辿ると少し関係がある土地のようで、なんだかんだと何かに呼ばれてしまうのか何度も訪れてしまう大好きな街。
今回は訪れた時間が早く、いわゆる手打ちの蕎麦店が何処も開いてなかったので次はゆっくり来たいところ
一時間ほどの滞在で松本を離脱。
ここからは特急あずさに乗りついで、甲府駅に着いたのが11時15分頃。
E353も初乗車でした
甲府駅の改札を出ると早速ヴァン君がおでむかえ
バス乗り場に向かおうとすると、駅ビル内の商業施設に歓迎の旗がありました
駅前バスロータリーに伸びるシャトルバス乗車列に並びます。
バスに乗る列のすぐ脇には有名な武田信玄公像。
今やっている大河ドラマの影響で、信玄といえばローマ人という謎の印象がついてしまっていますが(?)本来の信玄公ってこういうイメージですよね
で、その信玄公像の向こうには我らが鈴与様の看板も見える、そんな甲府駅前
それほど待つこともなくシャトルバスに乗車し、15分程で小瀬スポーツ公園に到着。
期せずして満開の桜に出迎えられました
どう考えても試合に負けたら「花見に来ただけ」って言いたくなるシチュエーション*2
丁度お昼時で、スタジアム横のスタグルゾーンは何処も行列。
今日はゴール裏自由席なので席確保の為にも泣く泣くスルー
その横ではステージも。
早く来ていたらヴァン君と今日はアウェイにも関わらず駆けつけていたパルちゃんのショーやらが見れていたそう。
他所のスタジアムに行ってこういう施設や場外の飲食テントを見るたびに、つくづく日本平は場外スペースが狭くて色々勿体ないなあと思うので新スタはよ、です
そんな感じで賑わう場外エリアを横目にスタジアムに入場。
スタンドに入った途端、向こうに見える山と右側のポールに建てられた巨大幕が18年前に見たのと同じ光景なので当時の記憶が一気に蘇ったり
試合前にこちらのスタンドにはガチエスパルスサポーターの春風亭昇太師匠がご登場で即席の記念撮影会が行われていた一方、ピッチの方ではお笑いトリオの我が家さんがお馴染みの(下ネタ)言わせねーよとか、ハゲネタとかをやっていた模様(遠くてよく分からず)。
(いつものように試合略)
ハーフタイム、可愛さの権化が回ってきました
カートの運転もお上手なマスコットさん
試合は0-1で敗戦。
滅多に現地行かない癖に、結果的に2代続けて監督の最終試合に立ち会ったことになった訳で・・・
試合後は帰りの足の事もあるので、終了の笛と同時に席を立ってシャトルバス乗り場へ急ぎました
シャトルバスにすんなり乗れて道中も渋滞無く、駅に着くと地元山梨学院がセンバツ高校野球で優勝していました
早く駅に着いたものの、列車の接続が悪くて1時間くらい時間ができたので駅内で土産を物色。
定番の信玄餅はゆるキャン△コラボパッケージ、みのぶまんじゅうも駅の土産物屋で確保、そしてさすがワインどころだけあって駅内にワイン専門店があったので荷物にならない大きさのワインと地元産のハイボールを購入
ここからはもう切り換えて旅行モード。
昔は試合の特に前に観光やらすると戦う気が減退するのでストイックに過ごそうとしていたものですが、チーム状態がこんなんだからせめて道中旅行気分でいかないとやってられないと思うようになったのは私も歳をとったからか丸くなったからなのか。
列車の時間が近づきホームへ降りると、関西では見る事の無いEH200形電気機関車ブルーサンダーが偶然にやってきてちょっと元気になったり
この旅で唯一拝めた富士山
行きも帰りも沿線の桜風景が本当に綺麗で、いい時期の旅でありました
甲府から乗った特急あずさを塩尻で降り、ここからは特急しなのに乗り換え。
乗り換え時間が30分程あったので、有名な日本一狭いと言われる立ち食いそば店を訪問
通常2人も入ればいっぱいの店内が今はコロナ対策で定員1名になってるそうで、先客がおられたので一旦改札を出て待合室側から利用。
こういう改札内外から利用できる駅そば店も減りましたね
かきあげそば550円。
駅の立ち食いにしては美味しいおそばでした。
多分次もこの駅に来たら利用する
塩尻もワインどころ。
駅前がもうすぐにワイナリーで駅内外にワインのテイスト。
全国でここだけであろう、ホーム上のブドウ棚は時期的なものか緑が無かったのが残念でしたが、小さい駅なのに駅内にワインバーがあったのはさすが
あとは何度も利用した行程で特急しなのから名古屋でのぞみに乗り換えて帰ってきました。
試合はアレだったけど、旅を楽しんで現地で声を届けられたからまあヨシとする・・・というのはたまにしか現地に行かない人間だから言えることかもなぁとかなんとか思いながらの旅行記でした