清水エスパルスを関西から応援しているブログ

アウェイは時折、ホームは滅多に。隠居サポーターが関西から清水エスパルスを応援しているブログ

1節ロアッソ熊本ー清水エスパルスに行ってきた

2024Jリーグ開幕。
今年もJ2で戦う事になった我らがエスパルスさんの応援に開幕戦の熊本まで。


熊本・・・実は中学の修学旅行で阿蘇に行ったのですが、雨だったか濃霧だったかでバスの車窓からの視界が数メートルで何も見えず。
ほぼその時の印象も無く実質初めての熊本の旅

 

 

 

試合前観光

熊本へは新大阪まで新幹線さくらで乗り換えなく3時間強。
JR九州さんとJR西日本さんが早得きっぷを出しているので案外お安く便利に行ける土地。

 

駅に降りるなりくまモンさんの生首・・・じゃなくて胸像がお出迎え。
オレンジのサポーターや観光客が記念撮影に群がっているのが落ち着いたところで私も撮影

 

今回スタジアムへは豊肥本線光の森駅というところからシャトルバスを利用予定。
全国的な運転手不足の波がここでも、という事で今年からシャトルバスの乗車が事前予約制になっており、自分が予約した時間まで少し余裕があったので、熊本駅から15分ほど歩いて河原町繊維問屋街という場所へ。

熊本に来て自由に動ける時間も僅かなのに、わざわざこういう場所に来るのはもう癖(へき)なんでしょうがない

 

 

 

駆け足で河原町繊維問屋街の中を探索し、更に熊本城方面へ歩く。
道すがら熊本市電くまモンにカメラを向けて歩いたけど、熊本市電はLRTも走っているはずなんですが、とんと出会わず。
走ってる割合が少ないのかな?

 

 

熊本城にほど近い熊本市電通町筋駅から熊本市電に乗って新水前寺駅前というところで下車。
併設する豊肥本線新水前寺駅から初めてJR九州の車両に乗ってスタジアム最寄りの光の森駅

 

時刻は11時半少し前。
シャトルバスの予約時間は12時だったんですが、乗り場の係員さんに聞いたら早い時間のバスでも乗っていいとの事だったので、11時30分発のシャトルバスでスタジアムへ

 

 

スタジアム到着

バスに揺られ15分ほどでえがお健康スタジアムの前へ。
20年くらい前、天皇杯地方ドサ周りがあった頃に準々決勝あたりの会場名で親しんだKKウイングですね。
スタジアムの方に歩いていくと、赤いユニフォーム姿の人で賑わっていて、すぐ横の広場でボールを蹴っている子供達もみんな赤い服を着ていて、なんだかいい光景

 

スタジアムに入る前にスタグルエリアをぐるっと見て、あまり行列が長く無かったお店で熊本名物赤牛丼(1000円)を購入

 

スタジアムに入ってまずは腹ごしらえ。
お肉、ジューシーでなかなか美味しかったです

 

GKがアップにでてきましたけど、まだお肉もぐもぐ

 

食べ終わって、サンバ隊の後ろがなんだか歯抜けのようにスペースが空いていたので埋める動き。
年甲斐も無いけど枯れ木も山の賑わいで相変わらずこんな場所から応援

 

スタメン

 

サブ。
注目は2種登録即ベンチ入りの西原源樹選手。
あと、新加入ルーカスブラガ選手のコールは妙に耳に残りますね

 

ロアッソ熊本のサポーターの皆さん。
所謂カモンロッソを初めて生で見ましたけど、バンデーラが左右に揺れるのが、あれは振り付けがあるんですかね。なかなか美しかったです

 

前半は熊本が前から積極的に奪いに来て、結構後手を踏んでいる印象。
39分、相手のFKが直接吸い込まれて先制を許す

 

ハーフタイム、スタジアムの縦型照明灯からワイヤーを伸ばしてメイン・バックの大屋根を支えるちょっと珍しい構造を撮った1枚。
斜張橋と仕組み的には一緒なんでしょうか?あまり詳しくないから分からないですけど

 

後半。

60分山原選手のゴールで同点。
シュートモーションからネットが揺れるまで、周囲の音が消える錯覚を覚えるような綺麗なゴール。
そして83分注目の西原源樹選手投入で、エスパルスのトップチーム最年少出場記録更新

 

88分、原輝綺選手のクロスがオウンゴールを誘い遂に逆転。
山原選手のこの気持ちが入った雄叫び最高。
狂喜乱舞のゴール裏。こういうのがあるから現地参戦やめられないのよね

 

で、何がそんなに試合止まってた?というAT6分を凌いで開幕戦勝利

 

勝ちロコの儀

 

ヒーローインタビュー後にゴール裏にやってきた山原選手。
京都生まれとの事で応援しています

 

 

試合後観光

勝利の余韻にひたりながらも、足早にスタジアムをあとにしてシャトルバス乗り場へ。
2便目のバスに乗れて光の森駅に着いたのが15時30分頃。
平日だったら15時45分の列車があったのに、土休日はピンポイントでその便が運休という嫌がらせのようなダイヤで、30分以上ホームで待ちぼうけ。
16時8分のの列車に乗車。
帰りの新幹線まで僅かの時間ながら趣味に全振りした観光の途へ

 

行きと逆のルートで新水前寺で下車、熊本市電に乗換え水道町という駅で下車。
乗ってきた車両は調べたらワンマン改造前の元車両は1955年製だとか。
吊り掛け駆動の音がたまりません
(※写真あとから見返したら福岡大サッカー部のバスが写ってた。立派なのお持ちですね)

 

駅から少し歩いて熊本城と熊本市電撮り鉄

 

次の観光は趣味の書店めぐり。
金龍堂まるぶん店さんは、大正9年創業という昔は何処の街にもあったような雰囲気のちょっと大きめな街の本屋さん。
店内の雰囲気がちょっと沼津の仲見世商店街にあったマルサン書店を思い出したり。
そして何故か入ってすぐのところに池?と河童の像が

 

続いて、金龍堂まるぶん店さんから目と鼻の先にある長崎書店さん。
こちらも1889年創業との事ですが、近年改装されたのか今風の滅茶苦茶お洒落な店内にツボを突いた選書

 

 

2軒の書店にかなり後ろ髪をひかれながらも、新幹線の時間が迫っているので町並みにカメラを向けつつ市電の駅の方へ

 

歩いていて偶然見つけたこの特徴的な壁面のビルは大劇会館なる、ボウリング場が入るテナントビルらしい。調べてみたら壁面は有田焼とか。
設計のアントニン・レーモンドは帝国ホテル建設のときにF・L・ライトと共に来日した人なんですね。
去年閉店して話題になった不二家横浜センター店もこの方の設計だとか。
思いがけずいいものが見れた

 

最後は、折角熊本に来たのだから熊本城観光。
さすがに城内は時間的に閉園していましたが、向かいにある熊本市役所の展望ロビーが土日祝関係なく22時まで開放されているので、人っ子ひとりいない空間から熊本城を眺めました

 

最後、熊本市電の乗るべき系統を間違えて乗り換えたりしながら熊本駅へ。
電停の停留所、人一人分の幅に後ろは壁で、電車が到着した時の圧迫感たるや恐怖を感じるほど

 

熊本駅に到着し、駆け足で土産を物色。
食べたかった陣太鼓ソフトはオーダーストップが過ぎていて食べられなく無念

 

新幹線に乗る前に構内の立ち食いうどん店で腹ごしらえ

 

九州名物のかしわうどんなどもありつつ、ここは名物の太平燕
ちゃんぽんの麺が春雨になったものという事でいいのかな?
注文を受けてから鉄鍋で野菜を炒める本格派。
おかげでなかなか出来上がってこず、列車の時間が迫っている中アツアツの一杯を大急ぎでかきこむ羽目に

 

帰りは乗った事の無かった九州新幹線つばめに乗車

 

内装の格好いいことといったら

 

博多で乗換え


帰路はつばめに乗りたいが為に日本旅行さんのバリ得というお安いプランを利用。
博多からはこだま利用となり、新大阪まで4時間。
ケツが痛くなりながら帰りましたけど、勝ったから気にならない(笑)。
久しぶりのアウェイ鉄道遠征、堪能しました